このコラムも第4回をむかえました。
クラブの運営というものを少しでも感じてもらおうと、つくろうシリーズには「お金」の
要素があります。このお金を使って、
・施設をたてたり
・スタッフと契約したり
・選手を獲得したり
と、さまざまな「クラブを運営していくために必要なこと」ができます。
では、その「お金」はどのように得られるものでしょうか?
おおまかに、さかつくでは、、、
・チケットの売り上げ
・スポンサー収入
・TV局からの収入
など
があります。もちろん、どれも大切な収入源で、各クラブを運営されている方は、少しでも
多くの資金を調達すべく、サポーターの皆さんに訴えかけたり、選手を露出させたりとか、
クラブの方向性に賛同してくださるスポンサーの会社を探したりと東奔西走されていること
と思います。もちろん、どれも、クラブの成績や所属DIVISIONによって結果が大きくかわっ
てしまうのは間違いないのですが、特にTV局はその影響を大きく受けることでしょう。
従来のさかつくシリーズにおいては、TV局は、年初にまとめて放映権料を契約していました
が、今作では、契約金は年初にもらいますが、それ以外に、「放映権料」として別途1試合
単位での支払いがあるようにしました。しかも、対象試合や条件が異なるとなるので、その
年の調子や参戦大会を考えて契約をしなくてはいけないということです。
さて、このあたりのスポーツビジネスとメディアに関することをまとめている書籍をご紹介
しましょう。
「スポーツ放送権ビジネス最前線」
編集:メディア総合研究所
単行本: 81ページ
出版社: 花伝社 (2001/05)
ASIN: 4763403656
サッカーに限らず、さまざまなスポーツでいかに巨額のマネーが放送権ビジネスで動いているのかもよくわかりますし、未来を予測する上でも参考になるところも多いと思います。
「将来の夢はGM」などという方は、一度目を通されておくとよいかもしれませんよ(笑)。
それでは、今回は、これまで。