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第2回コラム
「監督」
J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!5
ディレクター 馬場 保仁

今回、『サカつく』でサッカーの部分をどのように楽しんでいただけるようにしようか?
と思いをめぐらせたときに、自分の中で「監督」の存在がクローズアップされました。

好みの選手を集めて、自分流の最強クラブを構築し世界に打って出る!というのが『サカつく』のベーススタイルにあると思いますが、これらを束ねているのが監督です。

戦術重視の監督、戦術よりは、コミュニケーション、モチベーションの鼓舞などで力を発揮する監督、そして厳格な規律によって、チームを束ねる、こわもての監督もいるわけです。

『サカつく』においては、監督というキャラクタも存在しますし、自分も監督の仕事の一部
を肩代わりすることができます。戦術を勉強する、というと面倒で大きな作業のように感じ
られる方も、監督の仕事内容や、その個性豊かなキャラクタにふれるのであれば、苦には感じないのではないでしょうか?

そこで、今回、わたしが紹介するのは、そんなたくさんの監督や戦術を語った本の中から
の一冊です。

「サッカー監督という仕事」
著:湯浅 健二
文庫: 346ページ
出版社: 新潮社 (2004/05)
ASIN: 4101497214

もともとの著作は、2000年に出ておりますが、この本は、2004年に出版された文庫本です。
ですが、その際に著者によって大幅加筆されておりますので、こちらを紹介いたします。

個人プレーと組織プレーの融合、選手の心理マネジメントなど、プロコーチである著者が、
評価する監督を例に、いろいろな角度からサッカーの魅力を語ってくださっています。
サッカーに対する考え方は、人それぞれで正解はなく、好みもあると思いますが、強固な
評価視座をもって書かれている書籍ですので、学ぶべきところがあるのは間違いありませ
ん。

チーム戦術とゲームプラン、そして、プレイスタイルの組み合わせを工夫することで、い
かに「はまった」試合を創出できるか!? 最新作の『サカつく』でそれをお試しくださ
いませ。

それでは、今回は、これくらいで。また、次回に。失礼いたします。


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